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宇宙・未来エレクトロニクス館
Speech Timetable
講演タイムテーブル
トラ技ファン読者イベント『エレキ万博』の今回のテーマである「宇宙エレクトロニクス」に関連深い,著者,行政機関,企業,教育機関,未来を担う若手エンジニア(学生)による技術発表やパネル・ディスカッションなどを予定しています.
10:30
10:30 - 11:00

開会式
11:00
11:30
11:00 - 12:00
基調講演①
宇宙×測位技術の最前線
〜フル体制のみちびき,利用は地上からLEO・月までも〜
〜フル体制のみちびき,利用は地上からLEO・月までも〜
[講演]内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 準天頂衛星システム戦略室長 参事官 三上 建治
12:00
12:00 - 12:30
SPECIAL対談
宇宙愛が止まらない! ロケット工学VTuber宇推くりあと電波系の仲間たち
[対談]
ロケット工学VTuber 宇推 くりあ
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 準天頂衛星システム戦略室 参事官補佐 細田 聡史
JAXA 第一宇宙技術部門 高精度測位システムプロジェクトチーム 村上 滋希
(同) 髙橋 一平
(同) 五十嵐 祐貴
(同) 柴田 雅弘
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 準天頂衛星システム戦略室 参事官補佐 細田 聡史
JAXA 第一宇宙技術部門 高精度測位システムプロジェクトチーム 村上 滋希
(同) 髙橋 一平
(同) 五十嵐 祐貴
(同) 柴田 雅弘
12:30
13:00
12:30 - 13:30
基調講演②
月&火星探査の現状と未来 ~人類は再び月へ,そして火星へ~
[講演]国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
国際宇宙探査センター 宇宙探査システム技術ユニット 田邊 宏太
国際宇宙探査センター 宇宙探査システム技術ユニット 田邊 宏太
13:30
14:00
13:30 - 14:30
技術講演①
民間宇宙スタートアップが研究開発を進める次世代通信衛星技術
[講演]インターステラテクノロジズ 森岡 澄夫
14:30
14:30 - 15:00
ミニ講演 A
誰でも衛星開発.超小型衛星CubeSatの世界
[講演]千葉工業大学 工学部 趙 孟佑
15:00
15:00 - 15:30
ミニ講演 B
趣味の宇宙開発! 宇宙から音楽を届ける超小型人工衛星の製作
[講演]リーマンサット・プロジェクト RSP-03チーム 杉山 洋憲
15:30
15:30 - 16:00
ミニ講演 C
趣味の宇宙開発! めざせ月面探査!自律走行ローバの製作
[講演]リーマンサット・プロジェクト ローバーチーム 鶴見 航基
16:00
16:30
16:00 - 17:00
パネル・ディスカッション
がんばれ日本!産官学対談
…これからの宇宙開発と学生たちが期待すること
…これからの宇宙開発と学生たちが期待すること
[登壇]内閣府,ソニーセミコンダクタソリューションズ,KARURA
17:00
17:00 - 17:30
技術講演②
あなたの知らない!国土地理院というお仕事
+トラ技×電子基準点フォト・コンテスト結果発表
+トラ技×電子基準点フォト・コンテスト結果発表
[講演]国土地理院 測地観測センター 電子基準点課 課長補佐 兒玉 篤郎
17:30
18:00
17:30 - 18:00
SPECIAL講演
<調整中>
[スペシャルゲスト]調整中
Event Details
イベント詳細
11:00 - 12:00
基調講演①
宇宙×測位技術の最前線 〜フル体制のみちびき,利用は地上からLEO・月までも〜
日本独自の衛星測位システムみちびき(準天頂衛星システム)はまもなく7機体制になります.GPSを不要に,またcm級の高精度測位も実現します.その最新動向と活用事例をご紹介します.
加えて,国内外のリモートセンシングやLEO-PNT,月面測位など宇宙空間の利活用を広げる新しい技術や取組についても解説します.測位・通信・観測が融合する次世代の宇宙インフラにご注目ください.衛星測位技術を愛するトラ技ファンは必見です.
加えて,国内外のリモートセンシングやLEO-PNT,月面測位など宇宙空間の利活用を広げる新しい技術や取組についても解説します.測位・通信・観測が融合する次世代の宇宙インフラにご注目ください.衛星測位技術を愛するトラ技ファンは必見です.

Speaker Profile
講演者概要

内閣府宇宙開発戦略推進事務局
準天頂衛星システム戦略室長 参事官
準天頂衛星システム戦略室長 参事官
三上建治 氏
1996年通商産業省に入省.防衛省や経産省,内閣府,JETROなど政府の技術,研究開発,イノベーション政策などに関連する業務を歴任.その後,長崎県 企画部/産業労働部 政策監を経て,2023年7月から現職.
12:30 - 13:30
基調講演②
月&火星探査の現状と未来 ~人類は再び月へ,そして火星へ~
近年,米国主導の国際協力体制のもとで、アポロ計画以来の月面への有人着陸および長期滞在を通した持続的な月探査を目的とした「アルテミス計画」をはじめ,世界各国で月や火星への探査活動が活発化しています.本講演では,国際宇宙ステーションや「きぼう」日本実験棟,宇宙ステーション補給機「こうのとり」での実績や経験とともに,月・火星探査に関する最新の国際動向,日本やJAXAが進めている様々な月・火星探査ミッションの現状と将来の持続的な宇宙探査活動に向けたシナリオやロードマップについて紹介します.

Speaker Profile
講演者概要

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
国際宇宙探査センター 宇宙探査システム
技術ユニット長
国際宇宙探査センター 宇宙探査システム
技術ユニット長
田邊 宏太 氏
1995年,宇宙開発事業団NASDA(現JAXA)入社,人工衛星の追跡管制,在ウィーン国際機関日本政府代表部で国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)への対応,宇宙ステーション補給機「こうのとり」のフライトディレクタなどを経て現職.現在、国際宇宙探査に係るシナリオやロードマップ,様々な月・火星探査ミッションの立ち上げに向けた検討や調整を実施.サッカー大好き,最近はキャンプと愛犬(マルプー,1歳)にハマっている.
13:30 - 14:30
技術講演①
民間宇宙スタートアップが研究開発を進める次世代通信衛星技術
民間企業による商用宇宙開発が活発化しており,NewSpaceとも呼ばれています.最も市場規模が大きいのは,通信やリモートセンシングといった衛星によるサービスです.
商用宇宙開発では,地上の産業と同じく,スピード感を持ってアジャイル型で差別化技術の研究開発をしていくことが重要です.当社では,そのような民間ならではのセンスのもと,地上端末との直接通信(D2D通信)をブロードバンドで達成できる次世代通信衛星を目指し,多くの大学と連携して基礎研究を進めています.無線技術を様々に活用していくことになりますが,それだけではなく,組み込みコンピュータやセンサ,制御アルゴリズムなどトランジスタ技術誌でよく紹介される技術が総合的に登場する一大システムになります.
本講演では,皆さんがよくご存じの技術をベースとして本研究開発が行われていることを紹介します.
商用宇宙開発では,地上の産業と同じく,スピード感を持ってアジャイル型で差別化技術の研究開発をしていくことが重要です.当社では,そのような民間ならではのセンスのもと,地上端末との直接通信(D2D通信)をブロードバンドで達成できる次世代通信衛星を目指し,多くの大学と連携して基礎研究を進めています.無線技術を様々に活用していくことになりますが,それだけではなく,組み込みコンピュータやセンサ,制御アルゴリズムなどトランジスタ技術誌でよく紹介される技術が総合的に登場する一大システムになります.
本講演では,皆さんがよくご存じの技術をベースとして本研究開発が行われていることを紹介します.

Speaker Profile
講演者概要

インターステラテクノロジズ
森岡 澄夫 氏
インターステラテクノロジズ(株)シニアフェロー兼衛星研究開発部長.大手電機各社で研究者・マネージャとして約20年勤務した後,2016年から現所属にてロケットや衛星の研究開発に従事.Sony MVP 2004,第9回ものづくり日本大賞経済産業大臣賞など受賞.1996年以降,CQ出版社各誌に約160件の記事・書籍を寄稿.
14:30 - 15:00
ミニ講演 A
誰でも衛星開発.超小型衛星CubeSatの世界
人工衛星というと何か特別な人達が作っているイメージがありますが,実は10cm×10cm×10cm規格の超小型衛星CubeSatであれば,大学生でも作ることが可能です.
千葉工業大学の「高度技術者育成プログラム」では,学部1年生から衛星づくりをしています.CubeSatとはどんなものか,衛星づくりの楽しさなどを,実際に開発に参加した千葉工大の学生も交えて話します.
千葉工業大学の「高度技術者育成プログラム」では,学部1年生から衛星づくりをしています.CubeSatとはどんなものか,衛星づくりの楽しさなどを,実際に開発に参加した千葉工大の学生も交えて話します.

Speaker Profile
講演者概要

千葉工業大学 工学部
趙 孟佑 氏
東京大学工学部航空学科・同修士課程を経て,マサチューセッツ工科大学博士課程修了, Ph.D.(1992).神戸大学,国際宇宙大学を経て1996年から九州工業大学.
2004年より同教授並びに宇宙環境技術研究センター長併任.2024年から千葉工業大学教授(九州工業大学とのクロスアポイントメント).研究テーマは超小型衛星.
目指すのは,誰でも簡単に衛星が作れるようになること.
目指すのは,誰でも簡単に衛星が作れるようになること.
15:00 - 15:30
ミニ講演 B
趣味の宇宙開発! 宇宙から音楽を届ける超小型人工衛星の製作
趣味で宇宙開発を行う社会人サークル,リーマンサット・プロジェクトでは2025年8月に3機目となる超小型衛星「RSP-03」の打ち上げを予定しています.
RSP-03の概要やミッション,趣味ならではの開発スタイルについてお話しします.また,内製した搭載した基板の開発についても解説します.
RSP-03の概要やミッション,趣味ならではの開発スタイルについてお話しします.また,内製した搭載した基板の開発についても解説します.

Speaker Profile
講演者概要

リーマンサット・プロジェクト
RSP-03チーム
RSP-03チーム
杉山 洋憲 氏
長野県松本市生まれ.信州大学/大学院で電気電子工学を専攻後,東京で就職.本業はメーカーで回路設計や基板設計を行っている.2019年にリーマンサット・プロジェクトに参加し,趣味で人工衛星の開発を行っている.今までにRSP-01,RSP-03に搭載された基板の設計や各種試験を担当している.
衛星開発を行わない休日はカメラ片手に散歩していることが多い.特に羽田空港周辺の出没率が高め.たまに航空祭を嗜む.
衛星開発を行わない休日はカメラ片手に散歩していることが多い.特に羽田空港周辺の出没率が高め.たまに航空祭を嗜む.
15:30 - 16:00
ミニ講演 C
趣味の宇宙開発! めざせ月面探査!自律走行ローバの製作
2019年に「周回軌道を飛び出そう!」という目標のもと結成されたローバーチーム.これまでの活動の軌跡と,私たちが開発してきたローバーについて振り返ります.
講演では,各機体の構造や技術的な工夫を掘り下げるとともに,植松電機さん主催のスペースプローブコンテストに参加した際の大会ログや実践で得た学びについても共有します.さらに,現在開発中の最新機体「ZIPANGU mini」の設計思想や開発の進捗,そして私たちが目指す次の一歩についてもお話しします.
講演では,各機体の構造や技術的な工夫を掘り下げるとともに,植松電機さん主催のスペースプローブコンテストに参加した際の大会ログや実践で得た学びについても共有します.さらに,現在開発中の最新機体「ZIPANGU mini」の設計思想や開発の進捗,そして私たちが目指す次の一歩についてもお話しします.

Speaker Profile
講演者概要

リーマンサット・プロジェクト
ローバーチーム PM
ローバーチーム PM
鶴見 航基 氏
神奈川県伊勢原市生まれ.大学/大学院で機械工学を専攻したのち電機メーカで観測衛星のシステム設計に従事している.リーマンサット参加後は団体最初のキューブサット「RSP-00」の構造系を担当.2019年にローバーチームを立ち上げ,プロジェクトマネージャとして植松電機主催スペースプローブコンテストへの出場,アメリカでの打ち上げ実験,開発した基板の放射線試験などを実施.月面に趣味で作ったローバーを送るのが当面の目標.キャンプとサウナが好き.
16:00 - 17:00
パネル・ディスカッション
がんばれ日本!産官学対談…これからの宇宙開発と学生たちが期待すること

Speaker Profile
講演者概要

内閣府

ソニーセミコンダクタ
ソリューションズ
ソリューションズ

KARURA
17:00 - 17:30
技術講演②
あなたの知らない!国土地理院というお仕事
+トラ技×電子基準点フォト・コンテスト結果発表
+トラ技×電子基準点フォト・コンテスト結果発表
皆さん,国土地理院をご存じでしょうか.「国土地理院というと,地図を作っているところかな?社会の授業で習ったな」「聞いたことはあるけれど,よく知らないな」という方も多いと思います.
国土地理院は,我が国唯一の国家地図作成機関で,国土交通省の特別の機関に位置づけられた,国の官公庁の一つです.その歴史は長く,何度か名前を変えつつ150年以上の歴史をもっています.この間,国土を測り,地図の作成を行ってきました.この長い歴史の中で測量の方法も変わり,現在では宇宙技術も活用しています.
今回は,国土地理院についてご紹介するとともに,特に宇宙技術を使った基準点「電子基準点」について詳しくご紹介します.これをきっかけに,国土地理院や電子基準点について興味を持っていただければ幸いです.
国土地理院は,我が国唯一の国家地図作成機関で,国土交通省の特別の機関に位置づけられた,国の官公庁の一つです.その歴史は長く,何度か名前を変えつつ150年以上の歴史をもっています.この間,国土を測り,地図の作成を行ってきました.この長い歴史の中で測量の方法も変わり,現在では宇宙技術も活用しています.
今回は,国土地理院についてご紹介するとともに,特に宇宙技術を使った基準点「電子基準点」について詳しくご紹介します.これをきっかけに,国土地理院や電子基準点について興味を持っていただければ幸いです.

Speaker Profile
講演者概要

国土地理院 測地観測センター 電子基準点課 課長補佐
兒玉 篤郎 氏
2003年に国土地理院に入省.国土地理院では、重力測量や国家座標の管理等の技術に関する業務に従事. その後,予算担当などを経て現職.現在は,電子基準点データの提供や管理するためのシステム構築などの業務を担っている. 休日は,昼寝か運動をしていることが多い.サッカーが大好き.
17:30 - 18:00
SPECIAL講演
<調整中>
